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【固定費削減】フリーランスエンジニアが拠点を地方に移す理由【都心にパートナーがいると強い】

地方でフリーランスエンジニアへの転身を目指している人
「地方でフリーランスとして独立しようと考えているんだけど、案件が取れるか心配...。地方でもフリーランスエンジニアが生き残る道はないかな?」

こんな疑問に答えます。

本記事の結論

僕はフリーランスのエンジニアとして約1年半ほど仕事をしておりますが、2019年の9月に活動拠点を東京から実家がある仙台に移しました
現在は仙台の実家でフリーランスのエンジニアとして仕事しており、月収およそ30万です。

この記事では、東京から地方に拠点を移した理由と、地方で売り上げを作る手法をご紹介します。

地方でフリーランスのエンジニアをすると固定費を減らせる

僕が東京から仙台に拠点を移した最大の理由が「固定費の削減」です。

当たりまえの話をしますが、利益は以下の算式で計算します。

利益 = 売上高 ー 費用

例えば、収入が30万円の人が20万円を使うと手残りは10万円です。
世の中には、この手残りを増やす手段は2つしかありません。

  • 1.費用を下げる
  • 2.売上を増やす

このどちらかです。

そして、費用には大きく固定費変動費に分類できます。

固定費の例

  • ・住居費(住宅ローンや家賃 など)
  • ・通信費(スマホや家庭のネット代 など)
  • ・各種保険料(国民年金、国民健康保険 など)

変動費の例

  • ・食費
  • ・水道光熱費
  • ・交際費

この費用を減らす際に大切なことは、金額が大きい順で見直すことです。

活動拠点が都心だった時、僕の費用でダントツに高かったのが家賃でした。

家賃:毎月7.5万円

毎月7.5万円ってことは年間90万円。

都心に住んでいる方ならわかると思うのですが、都内で7.5万円の家賃ってそこまで贅沢した部屋ではないです。
それに水道光熱費、通信費、食費など合わせると、月の生活費は15万円ほどです。

いっぽう、フリーランスのエンジニアである僕の仕事スタイルは

自宅でひたすら鬼作業。。。

と、都内に住む費用対効果がイマイチ。

もちろん、都心には仲良しのランニング友だちもいますし、いつもバカを言い合える飲みエンジニア友だちもいました。

ただ、毎週友だちと過ごしていたかといえば

一緒にランニングする頻度は月に2〜3回
エンジニアの仲間と飲みに行くのも月に1回程度

仙台から東京は新幹線で片道約10,000円です。
仮に1ヶ月で4回(毎週)、東京に行ったとしても、新幹線代で約80,000円。

都心に住み続けるよりも、その都度東京に行った方が安い!
しかも、最近は高速バスという格安の移動手段もあり、仙台から東京は片道3,000円行くことも可能。

東京に行く機会があればその都度行った方が、都心に住むよりも安いことがわかりました。

都心に住んでいた時は、毎月約15万円の生活費がかかっていましたが、地方に拠点を移すと生活費は約5万円まで下げることができます。
毎月10万円の固定費を削減できたら、年間120万円の固定費を削減することになります。

年間120万円って結構デカくないですか?
このような理由から、東京から地方に拠点を移しました。

他にもこちらの方々が僕が地方へ拠点を移すことを後押ししてくれました。

まだ東京で消耗しているあなたが知るべき、5つの真実。
【辛い】東京で一人暮らしをすると、貯金できない件【改善提案あり】

ただ、これを読んでいる方はこう思うと思います。

地方に拠点を移して固定費を下げたのはわかったけど、売上はどうするんだ!
都会だから作れる売上もあるだろ!

はい、仰るとおりです。
地方に移ってきても売上が作れないと、せっかく費用を下げたのに状況は変わりません。

そのため、ここからはフリーランスエンジニアが地方でも売り上げを作れる手法を紹介します。

地方のフリーランスエンジニアでも東京の案件は取れる


いくら地方で固定費を下げても、案件を取っていかないと生きていけません。

僕が地方でも東京の案件を取っていく結論として、

都心のパートナーから案件を紹介してもらう

ということ。
シンプルすぎて「それだけのことか」と思われてしまうかもしれませんが、これができるととても強いです。

よく、フリーランスのエンジニアが案件を取る手法として、紹介されているのがクラウドソーシングサービスの活用があります。
クラウドサービスとは以下のようなサービスです。

たしかに、これらのクラウドソーシングサービスを使うと、地方を拠点にしていても案件を取ることができます。

ただ、クラウドソーシングのサービスは高単価の案件があまり多くないため、よくあるのが作業量は多いのにあまり稼げないという方がいらっしゃいます。

もちろん最初はクラウドソーシングのサービスは使っていっていいと思いますが、同時に東京の人脈開拓もしていくことをおすすめします

特に経営者との人脈を持っている方をキーマンにして、その方に営業してもらうという手法がいいと思います。

仮に東京でWEB制作の案件を1件20万円で受注できたら、営業してくれた人に5万円をバックするなど営業してくれる方にもウマみを作ってあげるといいです。

クラウドソーシングでWEB制作1件2〜3万円の案件を取りまくってもいいのですが、それではサラリーマンと同じような働き方になってしまいます。

もちろん、そのような働き方でもOKという方はクラウドソーシングのサービスで案件を取りまくっていくといいと思います。
が、個人的には東京で活動している方から自然と紹介してもらえる仕組みをつくった方が単価も高くなりメリットが多いかなと考えてます

東京のイベントに参加してみるのもアリ


なかなか東京に友だちがいないという方は、東京でWEB制作の需要が高い人が集まりそうなイベントに参加して、直接、WEB制作の提案をしてみるのもいいかもです。
例えば、スタートアップ企業を対象にしているイベントなど。

東京のイベントはPeatixなどで探すといいと思います。

僕はあまり営業が得意ではないので、イベントに参加して案件を取ってくることはしていないですが、他のフリーランスのエンジニアの方は自分自身でイベントに参加して案件を取ってくるという方もいらっしゃいます。

営業力にも自信があるエンジニアの方は、ぜひ試してみてください。

ホームページの保守案件も割といい


案件によるのですが、保守案件も割とコスパいいかなと思っています。
保守作業は先方から依頼があったものを修正していったり、新規追加していくお仕事です。

僕の場合は、(個人・法人含めて)3つのホームページの保守を任せてもらっているのですが、毎月定額で〇〇円という管理費をいただいています
こちらはそれほど大きな金額ではありませんが、1ヶ月、地方で生活するだけのお金にはなります。

フリーランスのエンジニアの場合、最初は固定収入を持たずにスタートする方が多くいらっしゃいますが、保守案件は少額ながら固定収入を得るチャンスですので、興味がある方はぜひチャレンジしてみるといいと思います。

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