「マラソン大会まであとわずか!でも、当日の天気はどうやら雨…。雨のマラソンってどう対策したらいいのかな?」
こんな疑問に答えます。
こんにちは。キクチです。
マラソン大会までしっかりトレーニングを積んできたのに、当日の天気予報がまさかの雨!
そんな経験ありませんか?
この記事では、僕が実施しているマラソンの雨対策を公開します。
結論から話すとこんな感じです。
レースで使うもの
- ランニングキャップ
- サングラス(明るめのレンズ)
- ゲイター
- アームカバー
- ランニンググローブ
スタート前の待ち時間で使うもの
- サバイバルシート
- ポンチョ
- ホッカイロ
マラソンの雨対策は主に2つあります。
主な対策はレースでの雨対策かなと思うのですが、東京マラソンや大阪マラソンなど、待ち時間が長いマラソンはスタート前の対策も必要です。
僕が東京マラソン2019に出場した際は、スタート時の気温5℃、雨が降るなか1時間弱並びました。
(本当に寒かった…)
この記事では僕が実際に使っている雨のマラソン対策をご紹介します。
雨のマラソンを控えているランナーのみなさんの力になれば嬉しいです。
雨のマラソン対策(レース)
雨マラソンのポイントは
- 体を冷やさないこと
- 速乾性が高い衣類を使うこと
この2つかなと思います。
速乾性が高い衣類を使う理由は、雨や汗を吸っても重くならないからです。
衣類が重くなると、走る邪魔になります。
シャツは雨で濡れると体にピタッと張り付いてしまうものもあります。
僕はシャツがピタッと張り付くのが気になるタイプなので、マラソンに出場する際はなるべく張り付かないシャツを使っています。
練習のときから、シャツがピタッと張り付くのが気になるか、自分で確認するといいと思います。
ランニングキャップ
キャップは頭を雨に晒さないのと、雨から目を守るためです。
僕は晴れの日と同じキャップを使っています。
晴れの日は暑さ対策のため、吸熱しにくい白地のものです。
ただ、雨のマラソンはキャップが汚れるのと、そこまで気温も上がらないため、汚れが目立たない色のものを使うのもアリかもしれません。
サングラス(明るめのレンズ)
サングラスもキャップと同様で雨から目を守るために使ってます。
僕の場合は、晴れと雨のマラソンでレンズを使い分けています。
雨のマラソンは、太陽が隠れるため、そこまで眩しさは気になりません。
むしろ、雨の日に暗いレンズを使うと、見づらかったり…。
そのため、雨のマラソンでは明るめのレンズを使うといいです。
また、雨のマラソンにサングラスを使うと、高い確率でレンズがくもります。
レンズをくもらせないために、ベンチレーションタイプのレンズを使うといいでしょう。
※ ベンチレーションは通気孔があるレンズのことです。
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ゲイター
ゲイターはふくらはぎをサポートしてくれるアイテムなのですが、雨のマラソンでは必須アイテムかなと思います。
ふくらはぎを冷やさないという目的もありますが、実はもう一つ理由があります。
え?靴ズレ防止?と思ったかもしれませんが、雨のマラソンでゲイターを使うと靴ズレを減らせると思います。
- 雨のマラソンは全身が濡れる
- 衣類から水分がしたたれる
- 靴や靴下が濡れる
- 靴ズレが起きる
これは僕の感覚なのですが、雨のマラソンでは靴や靴下をなるべく濡らさないことがポイントかなと思っています。
僕の場合は、シャツやパンツからしたたれる水分をゲイターでカットしてます。
気にならない人はタイツでもOKです。
ゲイターやタイツを使うと間違いなく、靴下の濡れ度合いが軽減できます。
雨のマラソンで靴ズレが気になる方は、1度ゲイターの着用を試してみてください。
また、雨のマラソンでは靴を濡らさないのは不可能ですが、できるだけ水たまりを避けて走ることも大事です。
アームカバー
アームカバーは防寒対策です。
冷たい雨や雪が直接、肌に触れると体温が奪われてしまうので、その対策として使ってます。
腕は走っているとき、結構濡れるので、水を吸っても重くならない素材を選ぶといいです。
雨のマラソンにアームカバーを着用しても、まったく気になりませんでした。
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僕はあまり実感ないのですが、ランニングの腕振りにいいという説もあるようです。
着圧により血行が促進し、マラソンのパフォーマンスが向上するという説なのですが、その効果は謎です。
僕の感覚がニブいだけなのかもしれませんので、他のランナーのみなさんの感想を聞いてみたいです。
ランニンググローブ
たぶんですが、冷え性ランナーは必須アイテムです。
というのも、僕は走っていると指先がよくかじかんでしまい、感覚がなくなってしまいます。
特に雨のマラソンはひどいです。
指先の感覚を失ってしまうと、スタートから持ち運ぶ補給ゼリーの開封がかなりキツイです。
いちばん楽なのは手で開封することですが、難しい場合は歯を使って開封します。
実は、東京マラソン2019は気温がとても低かったため、手袋2つ着用しました(笑)
ただ、1つは10km地点でランニング仲間にパスしました。
(ありがとうございます!)
マラソンのスタート時は寒くても、レース中に暑くなってくることも少なくありません。
グローブに限らず、沿道にランニング仲間がいてくれるととても助かります。
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雨のマラソン対策(スタート前)
スタート前の雨対策のポイントは
- 体を冷やさないこと
- 捨ててもいいもの
この2つだと思います。
ただ、スタート前に防寒具を脱ぎ捨てるのではなく、スタート後はしばらく防寒具を持ったまま走り、ちゃんとゴミ箱に捨てましょう。
マラソンのスタート直前にコース上に脱ぎ捨てるランナーがいますが、とても危険です。
後方のランナーの転倒の原因になりますので、必ず不要な防寒具はゴミ箱に捨てるか係員に渡しましょう。
サバイバルシート
最初は「え!マラソンにサバイバルシート?」と抵抗があったのですが、バカにできないです!
完全に寒さを防げるわけではありませんが、これ1枚あるだけでだいぶ寒さを防げます。
また、持ち運びもかさばらず、値段もそこまで高くないです。
雨の日に限らず、冬のマラソンの寒さ対策に1つ持っておくといいと思います。
ちなみに東京マラソンを完走すると、大会グッズとしておしゃれなサバイバルシートをもらえました!(嬉)
東京マラソンはレース後も更衣室まで距離があるため、とても助かりました。
ありがとうございます!
ポンチョ
実は雨のマラソン対策にランニングポンチョが販売されています。
その影響か最近は雨のマラソンにポンチョを使用するランナーも増えてきました。
ポンチョは僕も使っていますが、両手が自由に使えるので、スタート前の靴ひも調節もカンタンです。
ポンチョはスタート前に限らず、レース中も着用して走ってもいいと思います。
レインコートだと走りづらいのと、まわりのランナーの走行の妨げになっちゃう時もあるので、個人的にはポンチョをおすすめします。
こちらもレース中、邪魔になった場合はゴミ箱にポイしましょう。
ホッカイロ
説明不要かと思います。
僕は貼らないタイプを2つ持って、シャカシャカしながらスタートを待ちました。
ホッカイロも、スタートした後はゴミ箱に!
まとめ
雨のマラソン対策いかがでしょうか?
他にも「こんな雨対策あるよ!」というものがありましたら、Twitter(@atskikuchi)で教えてもらえたら嬉しいです。
雨のマラソンはしっかり対策すれば、意外と走りやすいですよ。
冷えには気をつけて、目標達成しましょう!